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法規 第11回 ⏱ 約10分で読めます

免許なしでも電気主任技術者になれる!?「許可選任」を完全攻略

電験三種「法規」科目で頻出の『電気主任技術者の許可選任』を完全図解。原則は国家免許必須、例外は『小さな設備+有資格者=許可で選任OK』。500kW未満/10kV未満/第1種電気工事士/経済産業大臣など、試験で狙われる数値と権限者を一気に整理します。

🃏 暗記フレーズ:小さな設備 + 有資格者 = 許可で選任OK

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この記事で身につくこと

電験三種「法規」科目の中でも、試験頻出にもかかわらず9割の受験生が曖昧なまま本番に突入してしまうのが 電気主任技術者の許可選任。 「免許がなくても主任技術者になれるって本当?」というツカミの良さに反して、覚えるべき数値・人・権限者がきれいに整理できていないと、本番で必ず1点落とします。

この記事を読み終えたら、

  • 選任の 原則と例外 をスパッと区別できる
  • 許可選任の 3つの設備規模(500kW未満/10kV未満)を即答できる
  • 選任できる 人の条件(第1種電気工事士 or 電気系学校卒)が言える
  • 許可を出すのは か(経済産業大臣/産業保安監督部長)を間違えない

ようになります。

暗記フレーズ:これ一発でOK

小さな設備 + 有資格者 = 許可で選任OK

許可選任は 「設備の条件」と「人の条件」の両方 がそろって、はじめて 国(経済産業大臣等)の許可 がもらえる仕組み。 この方程式を頭に入れた瞬間、出題されるポイントの「枠組み」が一発で見えるようになります。

原則と例外:そもそも許可選任とは

電気主任技術者の選任には、原則例外があります。

区分内容
原則主任技術者免状(国家免許)を持つ者を選任することが必須
例外一定の条件を満たせば、免許なしの者許可で選任できる(=許可選任)

つまり、許可選任は 「裏ワザ」ではなく、法律で正式に認められた特例制度。 小規模な設備に限って、資格ルートをやや緩めて運用できるよう用意されています。

🃏 暗記シート
Q. 電気主任技術者の選任の『原則』は?
💡 原則と例外を区別

条件①:対象設備の規模 ―「小さな設備」とは

許可選任の対象になるのは、次の 3パターンの小規模設備 だけです。

設備規模の条件
発電所出力 500kW 未満
需要設備出力 500kW 未満
変電所電圧 10kV 未満

⚠ ここが引っかけポイント

  • 「以下」ではなく「未満」:500kW ちょうど・10kV ちょうどは 対象外
  • kW と kV の単位違い:発電所・需要設備は 出力 [kW]、変電所だけは 電圧 [kV]
  • 過去問では「変電所 10kW 未満」のように 単位だけすり替えた誤答が定番

発電所・需要設備は500kW未満、変電所だけは10kV未満」と、設備名と単位をセットで音読しておきましょう。

🃏 暗記シート
Q. 許可選任できる設備の規模は?(3パターン)
💡 kWとkV、ここで単位が変わる

条件②:人の条件 ―「誰なら選任できるか」

設備が小さいだけではダメで、選任される にも条件があります。

  • 第1種電気工事士
  • 電気系学校の卒業者(所定の実務経験等の条件あり)

このいずれかに該当すれば、許可選任の「人の条件」をクリアします。

⚠ 試験頻出の引っかけ:第2種はNG

「第2種電気工事士」は許可選任の対象にならない

「電気工事士」とだけ書かれた誤答や、「第2種電気工事士でも可」とする選択肢は 過去に頻出第1種だけがOK、と体に叩き込みましょう。

🃏 暗記シート
Q. 許可選任で選任『できる人』は?
💡 第2種はNG

許可権者:誰が許可するのか

設備と人の条件をクリアしたら、最後に必要なのが 国の許可

許可権者補足
経済産業大臣国の機関
産業保安監督部長経済産業省の地方支分部局

→ 試験では 「経済産業大臣(または産業保安監督部長)」 とセットで覚えておけばOK。

⚠ ここも引っかけポイント

  • 「都道府県知事」は誤答:知事ではなく 国が許可 する
  • 「所轄の警察署長」「市町村長」など、もっともらしいダミー選択肢にも要注意

完全まとめ:許可選任の方程式

小さな設備(①出力500kW未満の発電所/②電圧10kV未満の変電所/③出力500kW未満の需要設備) + 有資格者(第1種電気工事士 or 電気系学校卒業者) = 経済産業大臣 または 産業保安監督部長 の許可で 選任OK

これを表でまとめると:

項目内容
原則主任技術者免状(国家免許)保持者を選任
例外許可選任(免許なしでも可)
設備条件発電所 500kW未満/需要設備 500kW未満/変電所 10kV未満
人の条件第1種電気工事士 または 電気系学校卒業者(要実務経験等)
許可権者経済産業大臣 または 産業保安監督部長

試験頻出の引っかけ早見表

誤答パターン正しくは
500kW 以下500kW 未満
変電所 10kW 未満変電所 10kV 未満
第2種電気工事士第1種電気工事士
都道府県知事 の許可経済産業大臣(または産業保安監督部長)の許可
🃏 暗記シート
Q. 許可選任の『許可権者』は?
💡 国が許可する

まとめ

  • 原則は 免状(国家免許)保持者、例外が 許可選任
  • 設備条件は 発電所・需要設備=500kW未満/変電所=10kV未満未満単位に注意)
  • 人の条件は 第1種電気工事士 or 電気系学校卒第2種はNG
  • 許可するのは 経済産業大臣 または 産業保安監督部長知事ではない

暗記フレーズ:小さな設備 + 有資格者 = 許可で選任OK

数値(500kW・10kV)と権限者(経済産業大臣/産業保安監督部長)を1セットで覚えれば、許可選任は 法規の確実な得点源。本番での1点アップに、この設計図を頭に焼き付けておきましょう。

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