過電流遮断器を『高圧ヒューズは1.3倍で120分、省略は中性・接地・二次側』で丸ごと攻略
電験三種「法規」で毎年のように問われる過電流遮断器。高圧ヒューズの溶断条件(定格の1.3倍で120分以内)と、施設を省略できる3つの条件(中性線・接地側電線・低圧変圧器二次側)を、数字の混同を防ぐ覚え方つきでスッキリ整理します。「条件が多くて覚えられない」を「3点だけ」に圧縮する解説記事です。
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この記事で身につくこと
法規の過電流遮断器は、多くの独学者が「毎回どこかで取り違える」と口をそろえる単元です。理由ははっきりしています。1.25倍と1.3倍、2分と120分という、近いのに違う数字が同時に押し寄せてくるからです。しかも、そこに「施設してはいけない場所」という条件まで加わります。
これを情報の渋滞と呼びます。渋滞している道路をむりやり全部覚えようとすると、必ずどこかで事故が起きます。
ですが安心してください。この単元は、真面目に全部を丸暗記する必要がありません。基準を1つ決めて、残りは「その裏返し」で判断する。この一点さえ押さえれば、覚える量は半分になります。

この記事を読み終えると、次のことができるようになります。
| できるようになること | 根拠となる条文 |
|---|---|
| 包装ヒューズ・非包装ヒューズの規格値を、迷わず言える | 電技解釈 第34条 |
| 「2分」と「120分」を取り違えなくなる | 電技解釈 第34条 |
| 過電流遮断器を施設してはいけない・省略できる3か所を、理由から導ける | 電技解釈 第35条 |
| 中性線に施設できる「例外の例外」を説明できる | 電技解釈 第35条 |
| 過電流遮断器と漏電遮断器を、目的ですり分けられる | 出題の頻出パターン |
なお、低圧側の過電流遮断器(定格の1.1倍・1.25倍など)が怪しい方は、先に低圧幹線の保護がスッと解ける!『IM50A境界で1.25倍か1.1倍』で過電流遮断器を攻略を読んでおくと、今回の高圧側の話が「続きもの」としてスッと入ってきます。
暗記フレーズ:高圧ヒューズは1.3倍で120分以内、省略は中性・接地・二次側の3点
今日の魔法の言葉はこれです。
高圧ヒューズは1.3倍で120分以内、省略は中性・接地・二次側の3点
前半が数字、後半が場所。この一文の中に、条文2つぶんが入っています。
| フレーズの部分 | 対応する内容 | 条文 |
|---|---|---|
| 高圧ヒューズは1.3倍で120分以内 | ヒューズの溶断規格 | 電技解釈 第34条 |
| 省略は中性・接地・二次側の3点 | 施設を禁止・省略する場所 | 電技解釈 第35条 |

この記事は、この一文から枝を伸ばしていく形で進みます。まず前半の数字を固め、それから後半の場所へ移ります。順番が決まっていれば、途中で迷子になりません。
ステップ1:包装ヒューズは「1.3倍・120分」——これを基準の軸にする
まずは基準となる1組を、頭に叩き込みます。高圧電路に施設する包装ヒューズの規格です。

「包装」というのは、ヒューズエレメントが外装管の中に収められ、消弧剤とともに封止されている構造のことです。中身が箱に入っているイメージですね。
覚える規格値は2つだけ
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 耐える電流 | 定格電流の 1.3倍 に耐えること |
| 溶断時間 | 定格電流の 2倍 の電流で 120分以内 に溶断すること |
ヒューズの内部構造そのものが問われることは、まずありません。断面図は「ふーん、こうなっているのか」という程度に眺めておけば十分です。試験で問われるのは、あくまでこの2つの数字です。
なぜ120分も耐えるのか
120分といえば2時間。安全装置なのに、ずいぶんのんびりしている印象を受けるかもしれません。
これには現場の事情があります。高圧回路には変圧器などがつながっており、投入時の突入電流が非常に大きいのです。この傾向は低圧回路よりもさらに顕著です。ここで神経質にすぐ切れる設計にしてしまうと、正常な運転開始のたびに遮断してしまい、いわゆる誤動作になります。だから余裕を持たせてある、というわけです。
数字の裏には、必ず現場の事情がある。法規を「意味のある暗記」に変えるコツはここにあります。
ステップ2:非包装ヒューズは「1.25倍・2分」——剥き出しだから早く切る
続いて、もう一方の非包装ヒューズです。

こちらは外装管がなく、ヒューズワイヤと端子が露出しています。文字どおり「包装されていない」構造です。
規格値は包装の裏返し
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 耐える電流 | 定格電流の 1.25倍 に耐えること |
| 溶断時間 | 定格電流の 2倍 の電流で 2分以内 に溶断すること |
120分から2分へ。時間が60分の1になりました。差が大きすぎて驚くかもしれませんが、この差にもきちんと理由があります。
「剥き出しだから早く切る」で理屈が通る
非包装ヒューズは露出しているため、溶断するときに火花や溶けた金属が周囲へ飛び散るリスクがあります。危険な状態を長く続けさせるわけにはいきません。だから早く切れる設計になっています。
逆に包装ヒューズは、外装管と消弧剤に囲まれています。溶断してもアークや火花は外へ出にくい。だからこそ、時間に余裕を持たせられるのです。
構造の違いが、そのまま時間の違いになっている。ここが理解できると、数字が「意味のあるもの」に変わります。
ステップ3:最大の罠「1.25倍と1.3倍」は”高圧は3がつく”で判別する
ここまでで出てきた4つの数字を、一度並べて整理します。

高圧ヒューズの規格まとめ
| 種類 | 耐える倍率 | 2倍電流での溶断時間 |
|---|---|---|
| 高圧・包装ヒューズ | 1.3倍 | 120分以内 |
| 高圧・非包装ヒューズ | 1.25倍 | 2分以内 |
覚え方のコツ:基準+裏返し
ここで、覚え方のコツです。
高圧(包装)は「3」がつく = 1.3倍・120分
基準となる「1.3倍・120分」さえ覚えておけば、非包装はその裏返しで導けます。倍率は1.3より小さい1.25、時間は120分よりずっと短い2分。4つの数字をバラバラに覚えるより、はるかに負担が軽いはずです。
しかもこの方法には、大きな利点があります。忘れても基準から導き直せるという点です。丸暗記した数字は忘れたら終わりですが、基準と関係性で覚えたものは復元できます。
法規はこの「基準+裏返し」の発想で、覚える量が実質半分になります。これが、この記事を通してくり返し出てくる考え方です。
なお、変圧器につながる過電流保護(ヒューズは1.6倍と2倍、配線用遮断器は1.25倍と2倍)とも数字がよく似ています。混ざりそうな方は変圧器・過電流対策を『ヒューズは1.6と2・配線用遮断器は1.25と2』で丸暗記で、そちらの数字も同じ要領で整理しておくと安全です。
ステップ4:なぜ「置いてはいけない場所」があるのか——対地電圧の異常上昇
ここから後半、場所の話に移ります。
素朴に考えると、これは変な話です。過電流遮断器は安全のための装置なのに、「置いてはいけない場所」がある。安全装置ならそこらじゅうに付けたくなるのが自然な感覚でしょう。

切ると、かえって危なくなる
中性線や接地線を遮断器で切った場合、何が起きるか。
| 遮断した結果 | 生じる危険 |
|---|---|
| 残った電線の対地電圧が異常上昇する | 通常より高い電圧が機器や人体にかかる |
| 異常電圧の逃げ道がなくなる | 感電リスク・機器焼損リスクが激増する |
つまり、守るために切ったのに、危険が増えてしまうのです。
理由が分かれば、3か所は丸暗記しなくていい
もう少し踏み込みましょう。接地線は、異常電圧が発生したときにそれを大地へ逃がす役目を持っています。そこにヒューズや遮断器を置くと、いざというときにヒューズが切れて、逃がすルートそのものが断たれてしまいます。
逃す役目の回路を遮断しては、意味がない。だから最初から遮断器を置かず、直結する。これが「安全のための逆説的構造」です。
置かないことが安全対策になる。この発想の逆転さえ飲み込めば、次に出てくる3か所は暗記ではなく「理由からの導出」で答えられます。
ステップ5:省略①——多線式電路の中性線
ではフレーズ後半の3か所を、1つずつ見ていきます。まず1つ目、多線式電路の中性線です。

中性線が切れると何が起きるか
単相3線式などの多線式電路で、真ん中を通っているのが中性線です。この線は、両側の電圧のバランスを取る役目をしています。
ここが切れると電圧の不平衡が起きます。単相3線式では、100Vの機器が2つ直列につながったような状態になり、使っている機器の量が左右で違えば、片側に高い電圧が偏ってかかります。結果として、家電が一斉に壊れるということが起こり得ます。
バランスを取る線が切れたら、バランスが崩れる。当たり前の話ですが、当たり前だからこそ忘れません。
身近なところにある話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使われている場所 | 一般家庭を含め、広く採用されている単相3線式 |
| 分電盤で見える形 | 赤・白・黒の3本。このうち白が中性線にあたる |
| 施設の扱い | 原則として過電流遮断器を施設しない(=省略) |
自宅の分電盤を開ければ、まさにこの3本が入っています。教科書の中だけの話ではありません。
ステップ6:省略②——接地工事を施した低圧電路の接地側電線
2つ目は、接地側電線です。

アースの意味がなくなってしまう
接地側電線は、大地とつながっている基準の線です。ここを切ってしまうと、接地(アース)としての機能が失われます。
漏電が起きたとき、漏れた電気は本来アースを通って大地へ逃げていきます。その逃げ道がなくなれば、電気は別の道を探します。そこに人が触れていれば、人体を通って流れることになります。これが感電です。
ステップ4で見た「逃がす役目の回路を遮断してはいけない」の、まさに具体例がこれです。
実務でのイメージ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 役割 | 大地と接続された基準側の電線 |
| 遮断した場合 | 漏電時の逃げ道を失い、感電事故につながる |
| 実務での見分け方 | 白い電線で示されることが多い(試験では色までは問われない) |
接地の考え方そのものは、等電位ボンディングなど他の単元でも同じように出てきます。「大地へ逃がす」という目的は共通です。法規は根っこの考え方が共通していることが多く、そのつながりが見えると、覚える負担は目に見えて減っていきます。
ステップ7:省略③——低圧変圧器の二次側(性質が少し違う)
3つ目は、低圧変圧器の二次側です。
ここだけは、ほかの2つと性質が違います。
「切ると危ない」ではなく「条件付きで省ける」
| 省略の種類 | 該当する場所 | 意味合い |
|---|---|---|
| 切ると危ないから置かない | 多線式電路の中性線 | 施設そのものが危険を生む |
| 切ると危ないから置かない | 接地工事の接地側電線 | 施設そのものが危険を生む |
| 条件を満たせば省ける | 低圧変圧器の二次側(多線式以外) | 危険ではなく、必要性の問題 |
1つ目と2つ目は「施設すると危ないからしない」。3つ目は「条件が揃えば省いてよい」。同じ「省略」でも、中身が異なります。
試験では言葉遣いが手がかりになる
この違いは、そのまま問題文の言い回しに反映されます。「施設してはならない」なのか「省略することができる」なのか。細かいようですが、そこが選択肢を絞る手がかりになります。
なお、3つ目には「多線式以外」という条件が付いています。多線式であれば1つ目の中性線の話が効いてくるため、そちらが優先されるからです。3つの条件はバラバラに存在しているのではなく、互いに関係し合っています。
ステップ8:例外の例外——全極同時遮断なら中性線にも置ける
ここまで「中性線には遮断器を置かない」と説明してきましたが、実は置ける場合があります。
キーワードは「同時遮断」
| 中性線への施設 | 可否 |
|---|---|
| 中性線を単独で遮断する構造 | ❌ 施設できない |
| 各極が同時に遮断される構造(連動型) | ⭕ 施設できる |
ダメだったのは、中性線だけが先に切れることでした。中性線だけが残ったり切れたりするから不平衡が起き、対地電圧が異常上昇するのです。
逆に、全極がいっぺんに切れるのであれば、片側だけが残るという事態は起きません。異常電圧も発生しません。だから施設が認められます。
「絶対に」という表現が出たら疑う
ここは過去問のひっかけとして、たびたび狙われるポイントです。「中性線には絶対に施設できない」といった断定的な記述が出てきたら、まず疑ってください。
法規では、断定的な表現ほど例外の存在を確認する。この癖をつけておくと、ひっかけ選択肢に引っかからなくなります。
ステップ9:過電流遮断器と漏電遮断器は、目的がまったく違う
最後に、現場の豆知識をひとつ。名前が似ていて混同されがちな2つの装置を、はっきり区別しておきましょう。
守る対象で見分ける
| 装置 | 対応する事故 | 守る対象 | 動作原理 |
|---|---|---|---|
| 過電流遮断器 | 短絡(ショート)・過負荷 | 電線 | 過大な電流による熱で切れる |
| 漏電遮断器 | 地絡(漏電) | 人 | 電流の行き帰りの差を検知して切る |
電線を守るのか、人を守るのか。ここが決定的に違います。
漏電遮断器の「行き帰りの差を検知する」という考え方は、零相変流器(ZCT)と同じ発想です。行きと帰りの電流が釣り合っていなければ、どこかへ漏れている——そう判断して遮断します。
目的をすり替える出題に注意
法規では、この2つの目的をすり替えた選択肢が出ます。たとえば「漏電から電線を守るために漏電遮断器を施設する」といった文が出てきたら、それは誤りです。
教科書は、こうした大前提をあえて説明しないことがあります。当たり前すぎて省かれるのですが、独学者にとってはそこが落とし穴になります。目的で見分ける。これが最も確実な解き方です。
まとめ
今日の内容を、1枚に圧縮します。
高圧ヒューズは1.3倍で120分以内、省略は中性・接地・二次側の3点
規格まとめ(解釈第34条)
| 種類 | 耐える倍率 | 2倍電流での溶断時間 |
|---|---|---|
| 高圧・包装ヒューズ | 1.3倍 | 120分以内 |
| 高圧・非包装ヒューズ | 1.25倍 | 2分以内 |
基準(1.3倍・120分)と、その裏返し。この2行で前半は完了です。教科書では長い文章で書かれている内容ですが、法規は覚えたもの勝ちの科目なので、どんどん圧縮してしまいましょう。
施設禁止・省略まとめ(解釈第35条)
| 場所 | 補足 |
|---|---|
| 多線式電路の中性線 | ただし全極同時遮断ならOK |
| 接地工事の接地側電線 | 漏電時の逃げ道を確保するため |
| 低圧変圧器の二次側 | 多線式以外・条件を満たせば省略可 |
そして、この3つを支える理由がこれです。
切ると対地電圧が異常上昇して、かえって危険だから
この1行さえ持っていれば、3か所は自分で思い出せます。場所を暗記するのではなく、理由から導き出す。数字も場所も、基準と理由から出せる。それが今日いちばん持って帰ってほしい考え方です。
最初は数字と条件で渋滞していた頭の中が、今はすっきりしているはずです。苦手だったところが得点源に変わる——その感覚がつかめたなら、この記事の目的は達成です。
⚠ ここを間違える人が多い
過去問での失点パターンには、はっきりした傾向があります。3つに絞って挙げます。
❌「1.25倍が包装だったかな…」→ ✅ 1.3倍が包装
いちばん多いのがこれです。数字が近いうえ、どちらも「高圧ヒューズ」の話なので、記憶の中で入れ替わります。
対策は、片方だけを覚えることに尽きます。「高圧は3がつく=包装は1.3倍・120分」。これだけを軸にして、非包装は「そうでないほう」と処理します。両方を対等に覚えようとするから入れ替わるのです。
❌「配線」「幹線」と書いてあるから正解だろう → ✅ 条文の主語は「電路」
条文の穴埋め問題では、選択肢に「配線」「幹線」といったもっともらしい語が並びます。しかし電技が規定しているのは、より広い「電路」という概念です。頭の中で「配線のことだろう」と補って読むと、そこで選択肢を1つ絞り損ねます。
同じ発想で、「使用電圧」を「最大使用電圧」と思い込んで選ぶミスもよく起こります。条文の穴埋めは、日常語で言い換えずに、条文の言葉そのままで覚えるのが鉄則です。
❌「中性線には絶対に施設できない」→ ✅ 全極同時遮断なら施設できる
ステップ8で見た例外の例外です。原則だけを覚えて例外を落としていると、この選択肢を「正しい」と判断してしまいます。
法規の記述問題では、「絶対に」「すべて」「必ず」といった断定表現が出てきたら、そこが仕掛けの位置だと思ってください。原則と例外はセットで押さえる。これが法規で安定して得点する人の共通点です。
過去問ではこう出た
過電流遮断器は、法規の中でも出題頻度が高いテーマです。近年の出題実績を挙げます。
| 出題年度 | 問番号 |
|---|---|
| 令和5年 上期 | 問3 |
| 令和4年 上期 | 問7 |
| 令和3年 | 問1 |
| 平成29年 | 問7 |
テーマで照合できるだけでも、この4問が確認できます。数年に一度どころか、ほぼ毎年どこかで顔を出す単元だと考えてよいでしょう。
出題の形は、大きく2パターンです。1つは条文の穴埋め。倍率や時間の数値、「電路」「使用電圧」といった語句が空欄になります。もう1つは正誤判定で、施設禁止・省略の場所や、全極同時遮断の例外が問われます。
いずれも、この記事で扱った「基準1つ+その裏返し」「理由から3か所を導く」という2本の軸があれば対応できます。あとは実際の問題文の言い回しに慣れるだけです。
よくある質問
Q. なぜ低圧と高圧で、ヒューズの規格値が違うのですか?
高圧回路は変圧器などの機器がつながっており、投入時の突入電流が低圧よりも大きくなるためです。低圧と同じ感覚ですぐ切れる設計にすると、正常な運転開始のたびに遮断してしまいます。
高圧の包装ヒューズが「2倍で120分以内」という、一見のんびりした規格になっているのは、この誤動作を避けるための余裕です。数字の背景に現場の事情がある、という典型例といえます。
Q. ヒューズの中の構造(消弧剤やエレメント)まで覚える必要はありますか?
試験対策としては、深追いは不要です。問われるのは基本的に規格値のほうであり、内部構造そのものを問う出題はほとんどありません。
ただし「包装=外装管に収められている/非包装=露出している」という構造の違いだけは押さえておいてください。この違いが、そのまま溶断時間の差(120分と2分)の理由になっているからです。理由まで理解しておけば、選択肢の並びが変わっても対応できます。
Q. 省略できる3か所のうち、「二次側」だけが仲間はずれに感じます。覚え方はありますか?
その違和感は正しいものです。中性線と接地側電線は「切ると危ないから施設しない」、低圧変圧器の二次側は「条件を満たせば省略できる」——性質が異なります。
覚え方としては、前の2つを「禁止」、3つ目を「省略可」と分けて覚えるのがおすすめです。問題文が「施設してはならない」なのか「省略することができる」なのかで、どちらの話をしているか判別できます。フレーズ自体は「中性・接地・二次側」で3点まとめて覚え、性質だけを頭の中で2対1に分けておく。これで両方を取りこぼしません。
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